妊娠・出産・育児

無痛分娩を調べてみた

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女性にとって初めての妊娠や出産は、「嬉しい」という気持ちだけでなく「不安や恐怖」を感じる人は多いだろう。

中でも出産においては、安全にお産ができることもあれば、命の危険を伴うこともある。

陣痛・分娩時の痛みなど友人や母親、テレビなど様々なところから体験談を聞いたために

怖さを感じた人はいるでしょう。

いま、西洋医学では無痛分娩が広がりつつあります。

順天堂大学の角倉弘行教授によれば

アメリカ・フランスであれば、帝王切開以外の分娩のうち8割以上が無痛分娩。

イギリス・ドイツ・シンガポールでは、こちらは帝王切開も含め、分娩全体の2~6割が無痛分娩。

海外とくらべ日本の無痛分娩の普及率は、2008年では2,6%ほどだったが最近では約5~10%にあがっているそうだ。

この背景として、海外での産科や麻酔科が日本より発達しているためであり

無痛分娩を24時間体制で対応できる病院がまだ少ないということが考えられる。

また、無痛分娩が日本であまり普及してない理由として

日本人の出産に対しての観方が海外とは違うという点も挙げられる。

それは、「お腹を痛めて産んでこそ母親」という観念。

日本に無痛分娩が普及するのかしないのかは、ここの精神面が大きく左右されるように思います。

 

無痛分娩は高度になってきている

従来の無痛分娩は、産科麻酔医がいる日に合わせ出産予定日を決めて前日から入院。

医療器具で子宮口を拡げ、陣痛促進剤で陣痛を起こして出産につなげる形をとる。

しかし、初産だと子宮口が開かないことがまれにあり、その際には数日かかるケースも。

つまり、母体に負担のかかることも考えられる。

24時間対応の無痛分娩ができるところでは(順天堂大学付属順天堂医院、東京マザーズクリニック、大阪大学附属病院など)では、出産日を決めることをしなくてもいいため、自然に陣痛が来てから入院、出産という形をとることができる。

そのため、自然分娩で産むことも可能であるが、途中で無痛分娩に切り替えることも可能であるみたいだ。

無痛分娩で使用する麻酔とは

無痛分娩の際に使用されるのは「硬膜外麻酔」と呼ばれ腰の後ろから管を入れ、脊髄を取り巻く硬膜と呼ばれる部分の外側に麻酔薬を注入。

脊髄には痛みを伝える神経が集中しており、その信号が脳に伝わるのを麻酔薬でカットする。

硬膜外麻酔は効きはじめるのに10~20分ほどかかるため、早く痛みをとる場合脊椎麻酔を併用するケースもある。

 

無痛分娩のメリットとは

愛育病院の井沢秀明教授によれば、40歳以上の妊婦の方は無痛分娩だと、経腟分娩できる確率が高まる。痛みがなくなると緊張が少なく産道が柔らかくなり赤ちゃんがおりやすくなるそうだ。

また、緊急に帝王切開しなくてはいけなくなった場合でも無痛分娩を選択していれば、麻酔のルートがあらかじめとっているため素早く対応がとれるとのこと。

無痛分娩のデメリット

  1. 出産時間が1時間ながくなる
  2. 麻酔によって足の感覚が鈍くなりいきみにくくなる(局所麻酔なので赤ちゃんの誕生はみれる)
  3. 産後100~200人に1人の割合で頭痛が起きる
  4. 尿が出にくくなる(一時的)

麻酔薬によって赤ちゃんへの影響は

1980年代であれば、生後数日間、運動機能や刺激に対する方位反応が劣るとあったそうだが

現在主流のものであればしっかりとした管理体制で行えば悪影響は認められなかったとのこと。

しかし、医療用麻薬の量が通常よりも多い場合は誤差の範囲内だそうで、

医療用麻薬の量がとても多いと一時的に赤ちゃんの呼吸が弱くなるようです。

なので、麻酔薬が胎盤を通じて悪影響を与えることはないというのが医学界の通説だそうです。

無痛分娩の費用

10万~20万

無痛分娩を受ける場合にしっかりと相談しなくてはいけない人

側弯症、椎間板ヘルニアで手術経験、血液が固まりにくい人、抗血栓療法をしている人

 

 

 

 

 

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