【整体ノート】肩こり、腰痛について学んでみた。

 まえがき

整体はその人の体の癖や行動、状態を読み取って施術にあたるため検査というものを非常に大切にしています。カウンセリングなどの情報も観察するのに役立ちます。

検査は一番大事で手を抜くことは許されませんが、無駄に時間をかけるのもいけません。お客さんにとっては、何もしてもらえていないと感じてしまうため、なるべく短時間でピンポイントに見つけるのが大事になります。

 

検査というのはベットに寝てからがスタートだと思ってしまうが、普段の生活の行動から観察し見分けることができる。

たとえば、強気な人は肝臓が強いので、そのためせっかちな人が多い。いわゆる陽体質であると見分けることができる。

そういう人は駐車場から店内に座るまでのスピードが速かったり腰が強く反り腰に近い状態で、骨盤も立っており背中が張っても表面は柔らかい。

しかし、肝臓に負担をかけていることが多いため、目が充血している人が割りに多いとされる。

陽体質の人は、凝りをあまり感じない訳ではないが陰体質の人ほどきつく感じない。循環が良いためそういった特性があるようで、たとえ固まっていても、表面だけに張りがあったりアウターマッスル程度で済む場合が多いとされる。

本当に凝りを感じるときは病気のサインとして感じることが多い。

 

 ゆっくり、キョキョロと慎重に入ってくる人は 陰体質。

神経症状がでてることが多く、自律神経失調症などを抱えている人が多い。

循環が悪いため、凝りがでるとガチガチになる。

猫舌の人が多い。

  

イスの座り方や、立ってから動作に移るまでのスピードも判断材料となる。

触らずして観察するという能力が整体師には必要。

 

 肩こりの症例を考える

肩こりの施術を行う場合、肩こりの原因はいくらでも考えられるが、その人の肩こりの原因を調べることが必要。

その原因の主な例は

例)歩き方、腰(食べ過ぎ)、寝不足、ストレス、肩の高さ、眼の状態、動き方、腕の疲れなど

また、声の調子や目線は精神状態が現れていて、顔が下向きで小さい声は呼吸器が疲れているということや胃の弱りが隠れている。

 

肩こりのスタート地点は大胸筋であるが、痛くなって気づくのは後ろにいってからが多い。

だから、人によって肩こりを感じる部分が肩でなかったりするのはそのためです。肩こりは古い物がどんどん後ろへ行くほど慢性化しているということになるのです。

肩こりを解消するには、肩こりの原因を見つけてそれにたいして施術し肩こりの元になってしまった生活習慣に気を付けてもらうことが必要になる。

原因を見つける鍵となるのは、仕事、趣味、家族構成、介護、スポーツなどをしているかなどが挙げられる。

 肩胛骨を観察する

肩こりに関わる肩胛骨は、腰や睡眠、肩の高さや可動域、腕と関連しているため肩胛骨の位置状態が着眼点となる。

検査でみる点

①肩胛骨の縁がでているかどうか

②肩胛骨の高さや左右差

③肩胛骨の開閉度

また、肩甲骨は呼吸器や循環器の状態にも関わるのでそれらの問題も併せてみていくことが大切になる。

 

生活指導をする場合(デスクワーク)

パソコン業務が多い人であれば、キーボードの高さや位置が遠くないかどうか仕事をする上での環境を整えてもらうことが生活指導となる。

 

 セルフケアとしては、整体体操でケアすることができる。だいたい、体操は123回くらい行ってもらえばいいし、場所もとらないのでやりやすい。

 

大胸筋と胸鎖乳突筋は脳の血流に関係しているため、この部分が固まっていると血流が悪くなるため、肩こりの原因や、眼精疲労、頭痛などの原因になる。

それに効くので胸骨体操というものがある。

また、めまいや耳鳴りというのは血流障害によって起こるため、今は肩こりの症状で苦しんでいるが後々でてくるであろう症状にたいしての予防としても整体体操というのは役に立つ。

肩こりは腰痛と比べると良くなるまでに時間がかかる。解消するためには、日常生活の生活習慣を改善してもらうことが大事になり、自分で健康に気を付けてもらうことを考えてもらうようにしないといけない。

何回来てもらっても肩こりはすぐに固まる。 その対策、ケアとして整体体操や蒸しタオル、足湯などセルフケアをしてもらう必要がある。

整体というのは本来良くするための技術ではない、一番大事なのは自然治癒力が発揮できるようになること。

整体に限らず、西洋医学でも、薬でも、手術でも患者さんによる体自体の治していく力で回復してもらうことが根本であるはず。

あくまで整体はお手伝い、自分の力で治せなくなっているから、テコ入れ、サポートをしてあげて、自然治癒力が働くように、治せるように導いてあげること。自分で健康体になっていけるように導くのが整体。

 

最近では肋間が固まっている人が多いのも問題とされている。

なので、肋間体操 3セットするだけでも肋間にたいして働きかけることができる。

また、肋間体操は腰痛、五十肩の改善にもいい。

 

他にも、運動不足が原因で症状が出る人が多くなってきている。

メニエール病というのも元は運動不足からくることが多い。

整体をせずとも運動不足を解消することで改善されるモノも非常に多い。

 

腰痛の症例を考える

脚が上がらない、まともに歩行できないという腰痛はどういったものが原因として考えられるか。

例)坐骨神経痛、ヘルニア(腰椎)、梨状筋症候群、側腹、骨盤の問題、体重分散など

 

・坐骨神経痛や梨状筋症候群は腰痛の仲間。

坐骨神経痛の見分け方は坐骨の急処から下にかけて硬い。鈍痛。

であるのに対し梨状筋症候群は、太ももの側面が痛い。痛みがするどい。

ヘルニアの場合、マクロファージという免疫細胞が飛び出た椎間板を23か月かけて食べる。それによって神経に当たっている部分がなくなるからしびれや痛みが改善される。何回もヘルニアを繰り返している人は、その状態が続いていたり、腰が弱い面や休養というものがとれていない。

 

側腹

どんな腰痛でもこの側腹が硬くなる。また左右差を観ることでどちらが原因か探ったり、施術したりする場所になる。腰痛=側腹。

 

体重分散は筋力低下

体重はかかと、母指球、小指球で分散している。

運動不足だと、母指球への体重の乗りが甘い。

本来、かかと、母指球に体重が乗っていないといけない。

(宮本武蔵の五輪の書にも体重を乗せる場所はここだとしている。)

小指球側に体重が乗っている状態は筋力が低下している状態であり、腰痛やO脚、骨盤が開いてしまう事で肥満の原因にもなったりする。

筋力低下は運動不足が原因。

 

脚が上がらないというフレーズがでたら

股関節に注目する。 筋肉でいえば大腿四頭筋、ハムストリングス、腸腰筋が関わる。

脚を挙げる動作は腹筋が働くため、股関節と腹部の観察が必要。

脚が上がらない人の特徴としては、股関節の急処が非常に固まっている。

施術としては、側腹や骨盤を弛めたり、他動的に動かす(動きを思い出してもらう)ことをする。

痛めて動かしていないと、屈曲や伸展の動きを神経が忘れている。それを思い出してもらうことも大切になる。足踏みなども有効な方法。施術だけで治すのではなく神経、体が動きを思い出す作業も必要と考えて行うことが必要になる。

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